ADA4355

新規設計に推奨

プログラマブル・トランスインピーダンス、電流/ビット・レシーバーµModule

利用上の注意

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ・デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。


本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」(リビジョン0)で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」(Rev.G)と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。

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製品の詳細

  • TIA、アナログ・フィルタ、ADCドライバ、およびADCが搭載された高性能の電流入力データ・アクイジションμModule
    • 3つの選択可能なTZ設定:2kΩ、20kΩ、および200 kΩ
    • ADC用の内部1.8V LDO
    • 電源デカップリングを含むすべての受動部品
  • 小型のフォーム・ファクタ:12.00mm × 6.00mm CSP_BGA
  • 3.3Vの単電源動作
  • 800μA(TZ = 2kΩ)までのフルスケール入力電流
  • 高速入力過負荷回復
  • 40mAまでの高アナログ入力電流
  • ノイズ・リダクションとアンチエイリアス・フィルタリング用のアナログ・フィルタ
    • 選択可能なLPF帯域幅(1.0MHzと100MHz)
  • 低入力換算電流ノイズ:16pA rms
    • TZ = 200kΩ、65,536(平均値)、1MHzアナログ・フィルタ
  • 最小10nsまでの入力パルス幅をサポート
  • サンプル・レートが最大125MSPSの14ビットADC
    • シリアルLVDSデータ出力
    • SPI制御インターフェース
  • 静止時電力:546mW、LDOイネーブル
  • 温度範囲:-40ºC~+85ºC
ADA4355
プログラマブル・トランスインピーダンス、電流/ビット・レシーバーµModule
ADA4355 ADA4355 Functional Block Diagram ADA4355 Pin Configuration
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評価用キット

eval board
EVAL-ADA4355

ADA4355評価用システム

機能と利点

  • ADA4355マイクロモジュール評価に必要なハードウェアおよびソフトウェア一式
  • 必要な接続は4ヵ所のみ
    • 12V電源、5V電源、USB、テスト対象の光ファイバ
  • システム制御および測定のためのオプションはすべて、直感的で使いやすいGUI経由で提供されます。

製品詳細

ADA4355は、必要な機能が全て揃った高性能の電流入力µModule®です。スペース節約のため、ADA4355は小型光モジュールやマルチチャンネル・システムに対応した包括的な電流/ビット・データ・アクイジション・チャンネルの形成に必要となる、能動部品および受動部品を全て備えています。

デバイスの高速TIAは、パルス幅10nsに対応しており、Time of Flight測定において優れた空間分解能を発揮します。さらに、ダイナミック・レンジを最大限にするため、ADA4355では3通りのTIAゲイン(TZ)設定が可能です。内蔵の、選択可能なアナログ・ローパス・フィルタ(LPF)は、コーナ周波数100MHzでデバイス帯域幅を制限し、125MSPS ADCのアンチエイリアス・フィルタとして機能しながら、広帯域ノイズを最小限に抑えることができます。低帯域幅信号または広帯域信号パルス(例えば20μs以上)に対しては、フィルタをコーナ周波数1.0MHzに設定することにより、ノイズを更に低減できます。

14ビットADCは、増幅された電圧信号を最大125MSPSの速度で変換し、各レーン最大1Gbps速度で動作する直列・低電圧差動伝送(LDVS)データ・レーン2つを介して、デジタル化された信号を出力します。データ・クロック出力は(DCO)は最高500MHzの周波数で動作し、ダブル・データ・レート(DDR)動作にも対応しています。

ADA4355は、入力電力信号が大きい場合のオーバードライブ回復時間が短いほか、動作温度範囲が−40°C~+85°Cの12mm × 6mm CSP_BGAパッケージを採用しています。

アプリケーション

  • 電流から電圧への変換
  • 化学分析装置
  • 質量分析
  • Time of Flight(ToF)
  • 光ファイバ・センシング

EVAL-ADA4355
ADA4355評価用システム
ADA4355 Evaluation Board ADA4355 Evaluation Board - Top View ADA4355 Evaluation Board - Bottom View

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