ADuM1255
新規設計に推奨単方向SCL、アイドルバス・ホットスワップ、低VOLを備えたI2Cアイソレータ
製品の詳細
- 低VOL(MAX)による優れたI2Cデバイス互換性
- サイド1:0.69V
- サイド2:0.4V
- 独立したVDD1/VDD2電源によって、3.3Vおよび5Vのロジック電圧レベルがサポートされ、レベル・シフトが可能
- 2.25V~5.5V(両側)
- ホットスワップ可能なサイド2 I/Oによりデータの破損を防止
- サイド2の初回接続は、バスがアイドル状態または停止状態のときに行われる
- 最大2MHz SCLでの双方向I2Cデータ転送
- 強力な電流シンクによるRPULL-UP値の低減によってバス速度が向上
- サイド1:5mA
- サイド2:50mA
- デジタル信号の堅牢なガルバニック絶縁
- 連続耐圧(VIOWM)
- 8ナローSOIC:445VRMS
- IEC 61000-4-5に基づく±10kVのサージへの耐性
- パッケージの沿面距離およびクリアランス
- 8ナローSOIC:4mm
- 安全性と規制に関する認定(申請中)
- IEC60747-17(申請中)
- 強化されたVIORMナローSOIC:630VPEAK
- UL 1577(申請中)
- 8ナローSOIC:3000VRMS(1分間)
- IEC/EN/CSA 62368-1(申請中)
- IEC/EN/CSA 61010-1(申請中)
- CAN/CSA-C22.2 No. 14-18(申請中)
ADuM1255は2つのオープン・ドレイン・チャンネルを備えており、そのうち1つは単方向、もう1つは双方向です。同じラインで双方向にデータを送信しつつ、クロックは単方向であるI2Cなどのアプリケーションに適しています。ラッチアップ動作を防ぐために、サイド1出力は、ロジックローの電圧を0.64Vに安定化する特殊なバッファで構成され、入力ロジックロー閾値は、出力ロジックロー電圧よりも50mV以上低い水準に設定されています。サイド2は、ロジックロー出力電圧を安定化しない従来のバッファを備えます。
ADuM1255は、アイソレータのサイド1とサイド2の両方に独立した電源(2.25V~5.5V)を備えています。このデバイスは最大2MHzで動作します。
ADuM1255は、サイド2のホットプラグ接続において、まずバスのピンをプリチャージした後、バスの状態を監視し、アイドル状態かI2Cストップ条件が検出されるのを待ってサイド1とサイド2を接続することで、乱れのないバス接続を提供します。
ADuM1255は、8ピンのナロー・ボディSOICパッケージを採用しています。このデバイスは、-40°C~+125°Cの周囲温度で動作するように定格評価されています。
アプリケーション
- 絶縁型I2C/SMBusインターフェイス
- バッテリ管理システム
- Power over Ethernet(PoE)
- モータ制御システム
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
IBISモデル 1
評価用キット
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