ADRV9029

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内蔵のオブザベーション・パス付きクワッドRFトランシーバー

データシート (Rev. 0)
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利用上の注意

アナログ・デバイセズ社は、提供する情報が正確で信頼できるものであることを期していますが、その情報の利用に関して、あるいはその利用によって生じる第三者の特許やその他の権利の侵害に関して一切の責任を負いません。また、アナログ･デバイセズ社の特許または特許の権利の使用を明示的または暗示的に許諾するものでもありません。仕様は予告なしに変更する場合があります。本紙記載の商標および登録商標は、各社の所有に属します。


本データシートの英語以外の言語への翻訳はユーザの便宜のために提供されるものであり、リビジョンが古い場合があります。最新の内容については、必ず最新の英語版をご参照ください。

なお、日本語版のデータシートは基本的に「Rev.0」（リビジョン0）で作成されています。そのため、英語版が後に改訂され、複数製品のデータシートがひとつに統一された場合、同じ「Rev.0」の日本語版のデータシートが異なる製品のデータシートとして表示されることがあります。たとえば、「ADM3307E」の場合、日本語データシートをクリックすると「ADM3311E」が表示されます。これは、英語版のデータシートが複数の製品で共有できるように1本化され、「ADM3307E/ADM3310E/ADM3311E/ADM3312E/ADM3315E」（Rev.G）と改訂されたからで、決して誤ってリンクが張られているわけではありません。和文化されたデータシートを少しでも有効に活用していただくためにこのような方法をとっておりますので、ご了解ください。
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製品の詳細

  • 差動トランスミッタ4個
  • 差動レシーバー4個
  • 2入力のオブザベーション・レシーバー各2個
  • センター周波数：75MHz～6000MHz
  • パワー・アンプのリニアライゼーション用の完全統合型DPDアダプテーション・エンジン
  • クレスト・ファクタ低減エンジン
  • レシーバー最大帯域幅：200MHz
  • トランスミッタ大信号最大帯域幅：200MHz
  • トランスミッタ・シンセシス最大帯域幅：450MHz
  • オブザベーション・レシーバー最大帯域幅：450MHz
  • 独立したフラクショナルN無線周波数シンセサイザをすべて内蔵
  • クロック・シンセサイザをすべて内蔵
  • すべての局部発振器およびベースバンド・クロック用マルチチップ位相同期
  • TDDアプリケーションおよびFDDアプリケーションをサポート
  • 24.33Gbps JESD204B/JESD204Cデジタル・インターフェース
ADRV9029
内蔵のオブザベーション・パス付きクワッドRFトランシーバー
ADRV9029 ADRV9029 Functional Block Diagram ADRV9029 Pin Configuration
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ツールおよびシミュレーション

設計ツール 1

ADIsimRF

ADIsimRFは使いやすいRFシグナル・チェーン計算ツールです。最大50段までのシグナル・チェーンについて、カスケード・ゲイン、ノイズ、歪み、消費電力を計算し、プロット、エクスポートが可能です。ADIsimRFには、アナログ・デバイセズのRFおよびミックスド・シグナル部品のデバイス・モデルの広範なデータ・ベースも含まれています。

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評価用キット

EVAL-ADRV9029

ADRV902x Sub6GHz Development Platform

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機能と利点

  • Complete 4T4R Radio Development Kit
    • 4 x Transmit channels with PA Pre-driver stage HMC625B/ADL5611 which can directly drive small cell and Massive MIMO PAs (up to 5W)
    • 4 x Receiver channels with Dual Channel LNA/switches ADRF5545/9 on receiver inputs
    • 4 x Observation Receiver inputs
  • Dual domain ADI clocking solution based on AD954x and clock buffer AD9508
    • Compatible design of sync E capability or IEEE1588
  • Power Supply solution with high efficiency based on ADP5054
  • Multiple FPGA platforms supported
    • Works with either Intel Arria-10 EVB or ADI ADS9 board
    • Integrate the DPD/CFR/CLGC verification interface in evaluation software
  • Includes schematics, layout, BOM, API, evaluation software, and user guide

製品詳細

The ADRV9029 is a high-performance low-power 4T4R2O RF Transceiver with DFE features, designed for cellular infrastructure applications such as Small Cell, Macro and Massive MIMO base stations.

The ADRV9029 Sub6G EBZ is a RF Development Kit for small cell O-RAN, and other radio applications based on the ADRV9029. The Development Kit integrates various radio front end products, gain blocks, high performance clocking and power components. This lets customers quickly evaluate their PA performance with the integrated DPD/CFR in AD9029, confirm the whole radio chain performance, and validate their FPGA design. The radio card can connect to either Intel Arria-10 EVB or ADI ADS9-V2EBZ FPGA motherboard through the FMC connector to form a complete Radio Eval or Development platform. The Intel Arria-10 FPGA also provides related DDC/DUC/JESD/CPRI reference software to work with this RF Development Kit.

To support various RF bands in a single board, the Development Kit optimizes different Tx/Rx channels for different RF bands. On Channel 1 and 2, the transceiver ports RF matching are optimized for 2800~6000MHz; for Channel 3 and 4 RF matching are optimized for 650~2800MHz. Correspondingly, two different RF Front End products are also selected to support best performance for 2800~6000MHz high band and 650~2800MHz middle band. The user can decide which RF channels they would like for RF performance optimization and DPD performance evaluation based on project needs.

The table below details the RF working range of each channel.

Channel Working Range of ADRV9029 RF Matching Working Range of RF Front End Components Overall Working Range
TX1 2800~6000MHz DC~5000MHz 2800~5000MHz
TX2 2800~6000MHz 30~6000MHz 2800~6000MHz
TX3 650~2800MHz 30~6000MHz 650~2800MHz
TX4 650~2800MHz DC~5000MHz 650~2800MHz
RX1/RX2 2800~6000MHz 2400~4200MHz 2800~4200MHz
RX3/RX4 650~2800MHz 1800~2800MHz 1800~2800MHz
ORX1/ORX2 2800~6000MHz - 2800~6000MHz
ORX3/ORX4 650~2800MHz - 650~2800MHz

eval board
schematic 1
schematic 2
schematic 3
ADS9-V2EBZ

ADS9-V2EBZ評価用ボード

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機能と利点

Xilinx Kintex Ultrascale+ XCKU15P-2FFVE1517E FPGA。

  • FMC+コネクタ1個。
  • 1個のFMC+コネクタで20個の28Gbpsトランシーバーをサポート。
  • HMC DRAM
  • シンプルなUSB 3.0ポート・インターフェース。
  • microSDカード2枚（「TRX」：ADRV9026評価用ボード、「HSX」：ミックスド・シグナル・フロントエンド™評価用ボード ）。

製品詳細

ADS9-V2EBZは、指定のアナログ・デバイセズ高速コンバータ評価用ボードに接続するとデータのキャプチャ／送信ボードとして機能します。最高速のJESD204B/C データ・コンバータをサポートするように設計されたADS9-V2EBZのFPGAは、高速ADCのデータ・レシーバーとしてだけでなく、高速DACのトランスミッタとしても動作します。

EVAL-ADRV9029
ADRV902x Sub6GHz Development Platform
ADS9-V2EBZ
ADS9-V2EBZ評価用ボード
ADS9-V2EBZANGLE-web ADS9-V2EBZBOTTOM-web ADS9-V2EBZTOP-web

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