MAX17614
新規設計に推奨電流制限、UV/OV保護内蔵の4.5V~60V、3A、理想ダイオード/電源セレクタ
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$1.42
製品の詳細
- 理想ダイオード動作
- 高速逆方向電流ブロック保護(140ns)
- シームレスな電源切り替え
- 堅牢な保護機能によりシステムのダウンタイムを低減
- 広い入力電源範囲:+4.5V~+60V
- ホット・プラグイン耐性があり、35Vの入力電源までトランジェント電圧抑制回路(TVS) 不要
- -65Vまでの負電圧耐性
- 低RON:130mΩ (代表値)
- サーマル・シャットダウン保護
- 設定可能な起動ブランキング時間
- 拡張温度範囲:-40℃~+125℃
- 柔軟な設計オプションにより設計の再利用が可能で再認証を低減
- 調整可能な入力低電圧ロックアウト(UVLO)と過電圧ロックアウト(OVLO)閾値
- 設定可能な順方向電流制限:全温度範囲にわたり、0.15A~0.3Aの範囲は+3.6%/ -3.3%精度、0.3A~3Aは±3.3%精度
- 設定可能な電流制限フォルト応答:自動リトライ・モード、連続モード、ラッチオフ・モード
- 内蔵のフォルト提示信号:UVOVおよびFLAG
- 基板スペースを節約し、外付けの部品数を削減
- 20ピンTQFN-EPパッケージ (4mm × 4mm)
- 内蔵のバック・ツー・バックnFET
MAX17614理想ダイオード/電源セレクタ・デバイスを用いることで、システムに対し、正負の入力電圧フォルトについては+60V~-65V、出力負荷電流については最大3Aまでの範囲で、調整可能な保護境界が得られます。このデバイスには累積RONが130mΩ (代表値)と低い2つの内蔵nFETが直列に接続されており、理想ダイオード機能を実現するよう使用して、より高いシステム効率で逆入力電圧および逆方向電流に対する保護を実現できます。入力低電圧保護は4.5V~59Vの範囲で設定でき、これと独立に過電圧保護を5.5V~60Vの範囲で設定可能です。さらに、このデバイスには内蔵のデフォルトUVLO立上がり閾値があり、4.2V (代表値)に設定されています。
このデバイスは、メイン管理システムによってENピン操作でイネーブルまたはディセーブルされます。これによりスイッチが動作し、接続された負荷への電力供給をオンまたはオフに切り替えます。
デバイス内を流れる電流は電流制限を設定することにより制限されますが、この設定はSETIとGNDの間に接続した抵抗によって行います。電流制限値は0.15A~3Aの範囲で設定可能です。デバイスの電流が設定電流制限値に達するかこれを超過すると、内蔵nFETのQ2を制御して電流を設定値に制限します。このデバイスには、電流制限モードが3つあり、自動リトライ・モード、連続モード、ラッチオフ・モードを選択できます。また、SETIピンのGNDを基準とした電圧は、通常動作時にはデバイスの電流に比例します。SETIピンに現れる電圧をモニタリング・システムのアナログ・デジタル・コンバータ(ADC)で読み取ると、デバイスの瞬時電流を記録できます。
このデバイスにはFLAGとUVOVの状態表示信号があり、様々な動作状態やフォルトの信号を提示します。状態表示ピン自体はオープンドレインであり、外付け抵抗で適切なシステム・インターフェース電圧にプルアップすることが必要です。
過度な電力消費に対してはサーマル・シャットダウン保護を内蔵しています。
アプリケーション
- 小型の総ソリューション・サイズ
- 短い応答時間
- 高精度の電流制限
ドキュメント
データシート 2
ビデオ 1
Analog Dialogue 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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MAX17614ATP+ | Thin Quad Flatpack, No Leads | ||
MAX17614ATP+T | Thin Quad Flatpack, No Leads |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
評価用キット
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